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2014
06.27
オトナの階段

2014-06-27

高校を卒業し、将来に向けてのお勉強の場として迷わずインテリア系の専門学校を選んだ。

あまり大きな声では言いませんが、インテリアコーディネーター科、という科を卒業しました。
選んだ学校には、インテリアコーディネーター科以外にも同じ学部に3つの科があって、ショップインテリアデザイン科とディスプレイ科があった。
たいして調べもせずに進むべき道を選んだ。
選ばなかった2つの科は、どちらかというとピンポイントで学ぶ感じがしていた。
総合的に学んだ方がいいから間違いない。と思っていた。
なぜなら、恥ずかしながら当時
インテリア=インテリアコーディネーター
という図式しか ちっぽけな頭の中には なかったのだ。
当然、学生時代は卒業して就職して25歳になったらインテリアコーディネーターの資格とか取得しちゃうんだわ。なんて暢気に思っていた。

2年目になると、3月に卒業だっていうのに夏の暑い時期からリクルートスーツとか着て就職活動に勤しんでる人を見て、不思議に思っていた。
夏くらいから就職活動を始めるのは案外普通の事なんだと 後々わかった。
私が動きだしたのは年が明けた2月くらいからだったと思う。

そんな遅い活動でも どうにか就職が決まった。
就職先を探す段階にきて、あれ?住宅より店舗の方が面白そう!
と思い店舗系の仕事をやっている会社を探した。

大きな会社から独立した社長のやっている小規模な設計事務所でした。
最初から大きな会社に興味がなかったので、理想の出だし?!

社会人生活のスタートです。
店舗設計の授業なんて受けていないものだから、まず ”じゅうき” という言葉の意味すら分からない様な状態だった。
最初に頭に浮かんだのは “重機” という文字。
あぁ、アレのことね。建設現場にあるやつね。
正解は “什器” でした。
簡単に言い換えると 家具。
そんな専門用語も知らない 即戦力にもならない小娘を雇って頂いて、当時の社長は今の自分よりも年下で…頭が下がります。ホントに。

その後は内装屋さん、デザイン事務所を経て、しごかれ 助けられ 教えられ 教える立場にもなったりして。
色んな場所で 色んな経験をさせて頂き 色んな人に出会い 今に至ります。

学校で学ぶ事も沢山ありますが、仕事自体は 実務経験から学ぶ事の方が遥かに多いです。
ちょっとずつオトナの階段を登ってきました。

kaidan
まだまだ経験していない事も、知らない事も いっぱいあります。
ガリ勉にはなれないけれど、日々ほんの少しでも成長していけたらと思います。

長々と ざっくり小出しに 自己紹介なのか想い出日記なのかを書いてきました。
ほんのりとでも、”ひととなり” を垣間見て頂ければと思います。

改めて
今後共、宜しくお願い致します。

 

 

 

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