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ブログ

2017
06.19
野望

店舗をメインに 内装の設計デザインの

お仕事をさせて頂いてます。

 

先日、人生の先輩と お話ししたり

別の日に 同業の方と話したりしていて

はなから私には 野望とか野心が

無いと思っていた。

男性たちは大概 少なからず

この「野望」とか「野心」を持っている。

よぉな気がする。

 

やる気はあります、念の為。

 

店舗以外で 数年前から やってみたいと

密かに思っている事がある。

ある意味、これ野心かしら?!

野望と言えるかしら?!

 

誰に言えば…

チャンスに巡りあえる?!

考えてても 答えが見つからないので

思い切って書いてみる事にした。

 

観覧車とか電車の内装のお仕事を

してみたい。という事。

写真の観覧車は2年程前に撮った

名古屋栄の三越屋上。

現存している屋上観覧車としては

日本最古なのだそう。

登録有形文化財指定だそうです。

残念ながら 老朽化の為

乗る事は出来ません。

 

いくつか 気になる列車をご紹介します。

 

①ひとつめ

JR九州が運行している

九州各地を巡る観光寝台列車

【ななつ星in九州】

車両を「大人の空間」と位置づけ

ツアー参加者は中学生以上に限定。

「スマートカジュアル」

というドレスコードが定められ

車内の共用スペースでの

ジーンズやサンダルは禁止なのだそう。

 数々の列車デザインを手がけた

インダストリアルデザイナー

水戸岡 鋭治さんのデザイン。

豪華列車というと かつては

〇〇エクスプレス の様な

ラグジュアリーなヨーロピアンテイスト。

が主流だった。

日本ならではの和モダンなデザインは

外国人観光客にも喜ばれ

勿論日本人にとっも誇らしい。

 

2013年に走り始めて4年目に入るも

予約は殺到しているそうだ。

おひとり 1泊2日で15万円〜40万円。

富裕層は 何度もリピート?

 

②ふたつめ

【TRAIN SUITE 四季島】

JR東日本から2017年 春に登場した

超豪華寝台列車。

なんと!メゾネットタイプの

お部屋も あるんだそう。

 フェラーリのデザインで知られる

KEN OKUYAMAこと

奥山 清行さんのデザイン。

 

③みっつめ

隈研吾さんがデザインした

西武鉄道の観光電車

「52席の至福」

有名店のシェフが監修したコース料理

を堪能出来る列車。

内装材には不燃加工を施した

木材や和紙が起用されている。

 

④よっつめ

2018年 導入が発表された

西武鉄道の新型特急。

デザインは SANAAの妹島和世さん。

内装のデザインは まだ未発表。

外観デザインのコンセプトは

「都市や自然の中で

やわらかく風景に溶け込む特急」

一見 、近未来的な…

アルミ素材なんだそうです。

風景が車体に映り込み、溶け込む。

という事だそうです。

妹島さんと言えば

建築界のノーベル賞ともいわれる

「プリツカー賞」を受賞した建築家。

 

有名な建築家しか いない…。

ハードル高いのかしら?

どーなのかしら?

 

ポップなデザインも発見。

2008年にIKEAがオープンした記念に期間限定でIKEA仕様のポップな

内装に変身した神戸のモノレール。

 

海外も覗いてみる。

期間限定で運行されていた

マンハッタンの地下鉄。

個人的 に好きな雰囲気。

 

大きな力が動く様な計画には

きっと携われる可能性は低い。

お座敷列車とか

地元のチンチン電車として

お馴染み【江ノ電】とか…

 

和のテイストも勿論 素敵ですけれど

凄く豪華なものじゃなくって

シンプルだけど居心地が良いとか

どこか ほっこり出来たり

ニッコリ出来る様な内装だったり。

豪華にするなら とことん豪華に?

 

野望ではなく 身の丈に合った 願望?

身の程を越えた大きな望みを

「野望」というのであれば

結局 野望は無いのか?!

 

そもそも 身の丈具合は どう測る?

図る?計る?

 

いつか やれたら…って言ってる間に

お婆ちゃんになちゃいそぉな予感。

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