4年前の今日、東日本で震災があった。
あの日、名古屋も揺れたそうですが、私はまだ会社に属していて、現場から次の打合せのため 一旦事務所に戻る為に車を運転していて地震にさえ気づかなかった。
ほんのり道に迷って何人かに電話しても繋がらず 何かおかしいなぁ…と ぼんやりとした異変だけは感じていた。
恥ずかしながら 関東出身の私は あの時に初めて東京電力の原子力発電所が福島にある事を知りました。
福島には親戚もいるっていうのに。
父キシオの故郷が福島県なのです。
地震直後、福島に住む叔母と電話が繋がらず 心配しましたが、何の被害もなかったと 連絡の取れた母から聞いてひと安心した。
あれ依頼、皆が知らなかった事が 色々と露呈したり隠蔽されていたり…
色んな思いや考えが それぞれの頭や心でグルグルと渦を巻いている。
しばらくの間、関東では停電・節電と 不自由な暮らしを強いられる状況が続いた。
名古屋では、今迄通り 普通に電気が使えていた。
ボランティア活動をしたり、大金を寄付したり。
直接何か行動に起こしている訳でもない私は、ささやかですが【節電】という形で協力できないものか?!とキャンドルナイトを実行した。
でも、あの時だけでした。
特に、身近に被災者がいなかったりすると、忘れている訳ではないのだけれど、結局忘れちゃってるんじゃん!となってしまう。
[にわか]かもしれませんが、せめて今日ぐらいは、電気を消してキャンドルで静かに過ごしてみようと決めた。
仕事だって、暗いけれど出来なくはない。
ごはんも。
私以外、何を食べたのか?!分からないかもしれない。
ただだた ゆったり過ごすだけなら 雰囲気もあるしいいかもしれませんが、何か作業をするのには いくつキャンドルを置いても暗い。
普段当たり前の様にパチンと点ける電気の有り難みを感じる。
それでも、電気を完全に生活からシャットアウトするのは難しい。
仕事をしないといけないとなると電源は使わない訳にはいかないし、雪が降った昨日に引き続き今日もかなり寒い。
我慢できずにエアコンを付けてしまう。
でも気づけた事があるだけ 有り難い事だと思おう。
何でもあって当たり前だと思わずに 1日1日を大切に生きたいものです。
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