先日、縁あって美容関係の方々と お話させて頂いていた時に、意外な言葉が耳に残った。
美容院の人手不足問題。
無知な私には とても意外な事に思えてしまったのだ。
色んな業種で この人手不足問題が勃発している。
近いところの話しだと、飲食業界でも なかなかアルバイトが集まらないとか。
他にも、福祉関係の現場で働く人の多くは50-60代と、ケアする側も体力的にキツいけれども若い子がなかなか入ってこないので辞めたくても辞められずにいる方がいたり。
震災の影響で復旧や復興を担う作業員の方が足りないという深刻な問題も。
どんな仕事にも 楽しい事・大変な事 ある思います。
曖昧なイメージだけで言うと、特に、肉体的・精神的に負担の大きな仕事が若者に敬遠されがちで、人手不足に陥っているような構図が頭にあった。
そこへ来て 憧れの職業ランキングで常に上位入っている人気職だと思っていた美容師さんの人手不足問題。美容師さん1人だけの意見ではなかったので 深刻な問題のようなのです。
デザイナーという職種も腐る程いる中で、如何に 仕事だけではなく、人間性や大事なご縁を大切にして、楽しく繋がっていけるか。
いけたらいいな。
どうしてもビジネスライク一筋ッ子にはなれない。
不器用、なんです。
色んな場で いいバランスが取れるといいのになぁ。
話を戻すと、輪の中に美容学校の先生もいらして、就職したい美容室人気No.1が shima という美容院だそうなのです。
学生時代に行っていた、懐かしい名前でした。
といっても、カットモデルという名の練習役だったので、営業終了後の基本お任せスタイル。その代わり無料っていう貧乏学生には嬉しい待遇。
前下がりのショートボブが多かったので後ろはカリアゲになる羽目に。
どうにかジョリジョリ回避を願っていたけれど免れる事は出来なかった。
何度か行くうちに、調子にのって カラーもやって頂いたりしていた。
美容師さん2人の専用で2代目がICONIQバリの金髪坊主のアヴァンギャルドな女性でした。
どうしても名前が出て来ない。記憶が遠すぎる。
最初に声を掛けて頂いたのが、山田さん。確か...
スタッフに「みつおさん」って呼ばれていたような気がするので、多分ヤマダミツオさん。
山田さんは早々に独立して銀座にお店を出したとか?!
当時は携帯もなかったから、こちらからお店に電話をかける事しかなかったので、ある日電話したらいなくなっていた。
ロングヘアーで服装もかなりカジュアルでshimaっぽくない美容師さんでした。(私の勝手なイメージです)
学生の私にとって shimaはお洒落すぎる空間で 大人がいっぱいいて毎回緊張していました。
そんな中での山田さんの ゆるい雰囲気が 好感が持てた事を大人になった今、思い出しました。
うまく表現出来ないけれど...
決して尖った主張じゃないんだけれど、ブレない自分を持っているっていう感じ。
ぼんやりとしか覚えていない記憶の中で。
最後に ご挨拶も出来なかったので ここで言っておこう。
ご本人に伝わるか?は 確率が低いけれど。
その節は...しばしの お洒落美容院体験をさせて頂き、有難うございました。
そして長い歳月を経て、思い出して色々思えた事に感謝。
ヤマダミツオさん 今も 銀座かどこかで 元気にチョキチョキされているのだろうか?
〈カリアゲ時代〉
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