すっかり芸術の秋めいてきたので、美術館に行ってきました。
スペインの偉大な建築家であり芸術家ともいえるアントニ・ガウディ×井上雄彦 特別展。
井上雄彦さんは「スラムダンク」や「バガボンド」を産み出した漫画家。
読んだ事ないのですが、絵がうまいんです。
漫画家が絵がうまいって、馬鹿にしてんのか!はたまた ふざけた感想みたいですが、うまく言えないのですがデッサン力が凄いというのでしょうか…
説明するまでもなく建築関係のお仕事でない人でも知っている程 有名なガウディですが、インテリア系の学校に行っていた頃も、まわりにも[一生に一度は見に行きたい]って言う子が多々いた気がします。
そんな中では、私はあまり惹かれないなぁと実は思っていたのでした。
凄いなぁーとは勿論思っていました。
だって、この世を去ってからも なお着々と工事が進んでいる作品を残している建築家は他にはいないのではないでしょうか。完成まで死後100年とも言われています。
2026完成予定だそうです。
展示は大きく3つのゾーンに分かれており、井上さんの描くガウディの生涯とご本人の描いたスケッチや手書きの図面。
模型や 展示品なのに実際に座る体験ができるレプリカの椅子もあったり、プロジェクションマッピングを取り入れたりと、展示全体に遊び心があり、崇高な歴史上の建築家として近寄りがたいというカテゴリーに感じる事なく、本当はもの凄く凄い方なのですが。
誰もが親しみやすく触れて、知る事が出来るのではないかな と思える内容でした。
知らない部分も垣間見えて 少し、見る目が変わった気がします。
帰りに、お世話になっているホストファミリー(と自分に)へ 麻布十番の100年以上続く老舗 浪花家総本店でおいしい たいやき買って帰りました。
昨日クッキー焼いてくれた お礼もかねて。
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