会社員でもなく通勤の習慣のない生活をしていると、曜日感覚が麻痺してきます。
特に祭日という日の存在を忘れがちになります。
今日は 秋分の日。
お彼岸の中日。
幼稚園があった鎌倉駅の1つ手前だったか?![六地蔵]というバス停で降りていた。
お地蔵さんが六体あり、みんな赤い給食当番のようなゴムの入ったキャップ状のお帽子に これまた赤い前掛けをしていた。
子供ながらに ちょっとカワイイと思っていた。
おちゃめな お爺ちゃんを見てカワイイと思う感じの可愛い。
当初は知りませんでしたが、鎌倉時代に近くに刑場があり 罪人の霊を弔うために祀られたそうです。
そこから少し歩いて江の電の線路を渡ると幼稚園の門があるのですが、その線路脇にこの季節になると真っ赤に咲き誇る花があった。
【ヒガンバナ】って言うのよ。
と母ユウコに教わった。
もう少し大人になってから【曼珠沙華】という別名を知った。
赤い花がたくさん群生している姿に 情熱を感じたのか見るたびに ちょっぴりドキドキ?ワクワク?ドギマギ?していた記憶がある。
秋分の日 とはいえ、まだまだ夏の気配も残っています。
先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ日。
俗世間で会った事のない祖父のヒデオさんや祖母のカツコさんにハロさんは会えたかしら?なぞと、浮世離れ回路で一瞬思ってみたり...。
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